Ar-Rihla

旅と写真とあといろいろ

バンコクから北へ ビエンチャン随一の珍スポ、ブッダパークを目指した話

f:id:kamasho:20160724004423j:plain

今年の5月にラオスの首都ビエンチャンにある珍スポ、ブッダパークに行ってきた。

ブッダパークってのは、私が勝手に一方的に敬愛している写真家佐藤健寿さん(X51.orgのあの人!)が紹介しているラオス唯一の奇界遺産で、謎の仏像が乱立している公園。正式名称はワット何とかって言うらしいけど忘れた。

タイの方によくある地獄寺とは違って、ぶっちゃけ地味。が、そこが良い。返って意味不明さが際立っている気がする。

奇界遺産

奇界遺産

奇界遺産2

奇界遺産2

↑ 「奇界遺産」は珍スポ好きならmust-buyの超良書。ちょっとでかいけど。

バンコクからビエンチャン

2016年4月27日、渡タイした。羽田からバンコクスワンナプーム空港へひとっ飛び。

タイは2回目だったので、到着後も特に問題なくホテルに直行。流石に2度ともなると無駄にデカいタクシー貸し切らされて700バーツ取られたりしない。(前回やってしまった)

5月2日までいろいろ雑貨の買い付けとかして、ビエンチャンへ。

バンコクからビエンチャンまで行くルートはいくつかあるけど、代表的なのは多分次の4つ。

  1. バンコクからビエンチャンまで飛行機で行く
  2. バンコクからウドンタニまで飛行機で行って、ウドンタニからビエンチャンまでバスで行く
  3. バンコクからノンカイまで電車で行って、ノンカイからビエンチャンまでバスで行く
  4. 全部バスで行く

今回は電車に乗るのルートをチョイス。寝台列車の二等席でガッタンゴットン揺られていく。なぜならビエンチャンに行く理由の3分の1くらいが寝台列車だったから。一回乗ってみたかった。

f:id:kamasho:20160724000255j:plain

なにげに人生初の寝台列車だった。そして人生初ってのは大体トラブルがつきまとう。

乗車1時間後、余裕でチケットを失くした。

焦りまくるものの、ないものはないから仕方ない。開き直ってチケット買った時に撮った写真(人生初寝台列車の記念撮影)を見せながら、これで勘弁してクレメンス~と頼んだら許してくれた。さすがはタイである。マイペンラーイ。

多分、ちゃんと名前と日付と番号が写ってたのが効いたんだと思う。あとは伝家の宝刀、菊のパスポートかな。他に理由があるとすれば、それはタイだから。

そんな感じで精神すり減ったし一日歩いて疲れてたのでそのまま就寝……とは行かなかった。向かいの席の推定日本人バックパッカーのいびきが常軌を逸していた。耳栓してるのに電車の音よりうるさいってどういう事なの。

眠れぬ夜は更けていく。

タイ国鉄のマーク。ロトっぽい。

電車内。ブレブレ。足は伸ばせるので疲れはしない。周りの人次第だけど、2等車でも十分。

ノンカイに到着

寝るか寝ないかの瀬戸際を彷徨っているうちにノンカイに到着。出発が夜だったので、到着は早朝。疲労は着実に蓄積しているものの、そこは旅行時のテンションで無理やりねじ伏せてバス停に向かう。

そして気づく。バス停が遠いことに。

駅だしバス停くらいすぐそこやろとか考えてちゃんと調べてなかったんだけど、遠い。

f:id:kamasho:20160724001629j:plain

ね、遠いでしょ?

こんなの歩いたら死んでしまう。いや、頑張れば歩けるかもしれないけど、この荷物でこの気温。やり遂げられる気が皆無。

でも大丈夫。トゥクトゥクが掃いて捨てるほどいるからね。

早速駅前のおっちゃんと値段交渉。と言うか、もう言い値を払う。バンコクのボッタクリトゥクトゥクと違って、まあ妥当かな程度の値段を出してくる。現地的には高いんだろうけどね。

確か100バーツだったか150バーツだったか払って、出発。若い白人カップル2人も同席。客も荷物も乗せれるだけ乗せる運転手はタイ人の鏡である。

頼りないエンジン音を上げながら爆走するトゥクトゥク。落ちそうになる荷物。何もない町並み。マジで何もない。実家のある鹿児島の地元より何もない。何もなさすぎて写真撮ってない。

結構時間をかけてバス停に到着。道すがらつくづく歩かなくてよかったと安堵。

ネットの情報を元にチケット売り場を探す。すぐに見つかった。ビエンチャン行きを頼むも、満席で立ってないといけないとのこと。

もう気力がないので今回のは見送って次のバスにのることに。チケット売ってくれというと、次のバスの時間になるまで売れないとのこと。えぇ……売ってくれてもええやんけ。でも仕方ない。待つことにする。

周りには小さな売店と、地元住民で賑わう市場。せっかくなので散歩する。

市場は結構賑わってるけど、市場を離れると何もない。日本の中途半端に開発された田舎を歩いている感じ。

適当に1周して戻ってくるとチケットが買えるようになってたのですぐ購入。でもバス自体はまだ来ないので2周目の旅へ。

市場はとても生鮮には見えない生鮮食品と地元住民向けの雑貨が主。買い付けれるようなものは見当たらなかった。探し方が足りなかったのかもしれないけどね。

あんまり見るようなところもないので、バス停に戻って待機。バンコクからだいぶ北って事もあってか、暑いのは暑いけど我慢できない程でもない。風も入ってそこそこ涼しい。なんだかんだでノンカイでバスを待つならバス停が一番かもしれない。

なんて思ってたらバスが来た。ラオス-ノンカイ国際バスって書いてあるので一目瞭然。乗車する。今回はチケットをなくさなかった。やったぜ。

ノンカイ鉄道駅。ここからバス停までクソ程遠いので、トゥクトゥク必須。

ノンカイのバス停。駅から遠い。近くに市場があるから時間は潰せる。1枚目に写ってるカウンターでビエンチャンまでのチケットを購入。

眠いので続きはまた書こう。ブッダパークに到着すらしてないけど仕方ないね。

rihla.hatenablog.com