ADATAの内蔵SSD、SU750をUSB3.0の外付け化して爆速フォトストレージを構築! 後編
前回、RAW現像高速化のために外部ストレージをSSD化するためにADATA SU750と玄人志向のやっすいケースを購入したはいいものの、くっそしょうもないトラブルが待ち受けていたのだった。
前回の記事はこちら。
結局購入したのは次の2つ。
自分が購入したときは合計1.2万円くらいだった。ぶっちゃけ外付けSSDの1TB単体で1.2万くらいから売ってるから、わざわざケースを別で買う必要もないんじゃねーのってのはある。が、今回は組みたいのだ。
商品が到着。早速組み立てる。と言ってもケースのSATA端子にSSDを直接突き刺すだけだから超簡単。後はUSB3.0ポートにUSB3.0ケーブルで接続するだけで認識するはずだ! コネクション!
……認識しない。は? 不良品か? うっそだろおい。ケースとSSD、どっちの不良か切り分けるため、とりあえず傍らに転がってた3.5インチ用の裸族に無理やり突き刺してみた。認識しない。
え~~~~ うっそでしょ。と思って気付いた。USB接続したときに接続音はしている。ストレージとしてマウントされていないだけっぽい。フォーマットしようにもマウントされてないからデバイスとドライブの一覧に出てこない。
とりあえずPCの電源を落としてマザボに直接SATAで突き刺してみた。
PCの配線がきったねえのは見なかったことにしてBIOS起動。
認識してるやん!
ここで気づく。このSSD、内蔵用だからフォーマット前にドライブとして初期化しないといけないのだ!
そうと分かれば話は速い。OS立ち上げてPC→管理→記憶領域→ディスクの管理を開く。
いたー! マザボにつないだまま起動したからディスク2で認識されてる。全域未割り当て。そりゃ出てこねえわ。サクッと初期化。
続いてフォーマット。exFAT一択。
これで問題なくマウントできた! 新しいストレージがマウントできたら何をするか? 決まってる、ベンチマークをとるのだ。意気揚々とCrystalDiskを立ち上げる。
マザボにSATAで直接つないでることもあって、ほぼスペック通りの結果。満足満足大変満足。後はケースに移してUSBでつなぐだけ! PCの電源落として詰め替えてつなげて再起動!
とりあえずマウントまでは問題なく行ったので、そのままCrystalDisk起動。が、駄目。フリーズ。何回やっても駄目。は? さっきは問題なく動いてたから明らかにこのケースがおかしいことになる。
何だよと思ってAmazonのカスタマーレビュー見たらボロクソに書かれてた。特に付属のUSB 3.0ケーブルがゴミらしい。
傍らに転がってたポータブルHDD用のUSBケーブルに差し替えてみる。青色だからUSB3.0のはず。結果、とりあえずCrystalDiskは動いた。
は? 何この速度。HDDかな? いやいや、おかしいでしょ。さっきの1/10じゃん。USB2.0の理論値程度しか出てないじゃん。このケーブル、青いくせに2.0なのか? とか思って、抜いたり差したりしてたら最初に使ってた付属のUSBケーブルでCrystalDiskが動いた。不安定だけど一応動くらしい。けど、測定結果は大差なかった。この2.5インチドライブのケース、USB 3.0対応で理論値5Gbpsとかほざいてるけど大嘘じゃん。
幸いまだ近くのヨドバシ(徒歩7分)が開いてたからケースだけ買いに行った。見つけたのがこれ。
ホントはロジテックのUSB 3.1 Gen 1対応で1000円ちょっとってのがあったからそっちにしようと思ってたんだけど、ネットから見ると在庫ありになってたのに実際行ったら欠品になってた。
まあ、メインPCのUSBは3.0だしオウルテックのでええかと思って購入。帰宅してSSD詰め替えて接続。今度は特に問題なく接続できた。やったぜ。
CrystalDiskでベンチを取ってみた。
色々抜き差ししてたせいでDドライブになっちゃってるけど、速度は完璧。ほぼほぼUSB3.0の理論値が出てる。こうして外付けフォトストレージのSSD化に成功したのである。
今回学んだこと。玄人志向のケースGW2.5CR-U3はクソ。以上。
あとデータ移行に1世紀くらいかかりそう。