ルーター買い替えたらドコモのフェムトセルが動かなくなった! 原因と対処法
フォトストレージのSSD化を皮切りにPC周りの環境整備を進めてるんだけど、ネットワーク機器も見直すことにした。今回はDTIで回線をIPv6にして、ついでにNTTの貸し出しルーターRT-S300NEをIODATAのWN-DX1167Rに変更。メインPCを5GHzで無線化したんだけど、構成変更後にドコモのフェムトセルが動かなくなった。
今までの構成はモデムからNTTのルーター、NTTのルーターから無線LANルーターと固定電話、無線LANルーターからPCとフェムトセルという構成だった。無線LANルーターが11acに対応していなかったので、IODATAのWN-DX1167Rを購入。近所のヨドバシに行ったらIPv6対応と11ac対応している中だとこいつが一番安かった。
NTTの貸し出しルーターRT-S300NEには無線が搭載されていないので、今まではBUFFALOの無線LANルーターをリピーターモードで接続してたんだけど、無駄にコード類増えるし、今回は思い切ってWN-DX1167Rをモデムに直接つなぐ構成に変えることにした。
変更後の構成はモデム→WN-DX1167R→フェムトセルとかなりシンプルになった。固定電話は使っていないので外した。どうせ転送電話でスマホに行くから固定電話を置いている意味がなかった。
配線したらとりあえずルーターの設定をする。インターネット接続の設定はPPPoE認証でフレッツシリーズ。ISPのIDとパスを入力して、DTIのIPv6に対応するためにIPv6機能はDHCPv6-PDを選ぶ。これだけでとりあえずネットに繋がった。
あとはフェムトセルが動けば完璧だったんだけど、永遠エラーを吐き続ける。LANケーブル抜いたり差したり電源入れたり切ったり、ルーターの設定からPPTPパススルーとIPSecパススルーを有効にしてセキュリティ全部外したりしたけど駄目だった。
諦めてNTTに電話。担当者と話して、原因がわかった。フェムトセルは店売りのルーターだと対応しているものといないものがあるらしい。とりあえずモデムに直でフェムトセルを繋いだら、一発で正常起動した。
なるほど、今までは接続していた無線LANルーターはリピーターモードになってたから、実質RT-S300NEに直結される形になっていて動作していたらしい。今回新しくしたWN-DX1167Rは元から対応していないのか、設定がおかしいのかわからないが、うまくいかない。仕方ないから手っ取り早くモデムからLANを分配して新しいLANルーターとフェムトセルを直接繋いだ。
分配にはUSBバスパワーのハブを使った。無電源のものもPoEに対応してれば動くみたいだけど、なんか不安定そうだしやめた。