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2016年現在 チュニジアに入国できるのか

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10月全部休む予定なので、この機にハンニバル・バルカの足跡をたどる旅がしたい。

ハンニバルといえばカルタゴカルタゴといえば現在のチュニジア

しかしチュニジア今治安が悪い。果たして入国できるのか。

ちょっと調べてみた。

結論から言うと入国は多分できる。でも、可能なら避けるべきである。

2016年7月現在の治安情報

とりあえず外務省の海外治安情報を確認してみる。国がやっているんだし、国内の情報源でこれより優れたものは無いはずと信じておく。

www2.anzen.mofa.go.jp

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めっちゃオレンジですやん……

ちなみに海外安全ホームページの危険度レベルは1 ~ 4でかねがね以下の様な感じ。

  • レベル1 …… 気をつけろ

  • レベル2 …… できれば行くな

  • レベル3 …… 行ったらダメ(渡航中止勧告)

  • レベル4 …… 行ったらダメだし居るなら逃げろ(避難勧告)

レベル1がロシアとか中南米とか中央アジアとかの、所謂あまり治安のよろしくないところ。これはもちろん注意が必要だけど、個人的には渡航しても問題ないと思っている。

と言うか極東アジア、欧州、豪州、北アメリカ、南アフリカ等一部を除いてほぼレベル1なんで、どこにも行けなくなってしまう。

先進国以外は基本的にこのレベルだと思っていい。

対して、レベル4がイラク、シリア、アフガニスタンとかのガチで戦争やら内戦やらやってるところ。これは無理。死ぬ。

で、肝心のチュニジアはどうかというと、その中間。レベル2と3。

全域に渡ってレベル2、リビアアルジェリア国境等一部はレベル3になってる。

レベル3及び4は渡航すべきでない

レベル3と4はそれぞれ「渡航中止勧告」と「退避勧告」なんで、行くべきではない。

でも、これは罰則とか無いみたい。Wikiによると、

危険情報を含めた渡航情報は一般的な参考情報(アドバイス)の領域であり、危険情報が発せられた地域への渡航を法的に抑止させるものではなく、また渡航情報の内容から渡航の安全を保証されるものでもなく、実際に海外へ渡航する是非は当事者の判断に委ねられる。従って、勧告に従わないことにより、何らかの刑罰や不利益を受けるものではない。 - 危険情報 - Wikipedia

というわけで、別に逮捕されたりするわけではないみたい。

ただし、

渡航することによって生命、身体又は財産の危険がある場合、外務大臣は旅券法第19条第1項第4号の規定に基づき、渡航予定者に対し旅券の返納を命じることができる。 - 危険情報 - Wikipedia

とあるから、最悪パスポートが没収される。

まあ、罰則の有無にかかわらず渡航しないに越したことはない。犯罪やら戦闘やらに巻き込まれて困るのは自分だし。わざわざ見えている地雷を踏む必要もない。レベル3、4のエリアには踏み込まない方がいい。

そもそも一般人は入国できない気がするけどね。

ではレベル2はどうなのか

上の通り、レベル3の場所には近づかないほうがいい。

だけど、重要なのはカルタゴのあるチュニスと、ザマがあるシリアナの治安で、この2ヶ所はともにレベル2になっている。

これは「勧告まではしないが、行かない方がいい」レベル。なんともあやふや。

他にどんな場所がレベル2に指定されているかざっと見てみる。

う~ん……

とりあえず、政治不安にあるエジプトとか、テロ事件が記憶に新しいバングラと同程度ということらしい。

ちなみについ先日軍がクーデターを起こしたトルコはイスタンブールがレベル1、東南部国境付近(シリア、イラクに隣接)が3や4と不穏だけど、それ以外はいたって平和なことになっていた。これ、クーデター前と変わってない。まだ更新されていないだけだろうか。

大使館のWEBサイトを見てみる

なんだかイメージが湧かないので、チュニジア大使館のページを覗いてみる。

在日チュニジア共和国大使館 - Embassy of the Republic of Tunisia

活動記録が2012年12月20日をあとに止まってますやん。ちょっと参考になりそうにない。

海外の反応

じゃあ日本以外の政府はどう見ているのかってことで、「Security Tunisia」でググッてみる。

英国領事館

検索結果の上に出てきた英国政府のサイトを見てみる。

どうでもいいけどアイコンがやたらかっこ良い。

www.gov.uk

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日本のレベル3に当たる箇所がやや狭いけど、ほぼほぼ日本と同じような感じ。

米国領事局

ついでに米国領事局のWEBサイトも見てみる。

Tunisia

米国領事局のサイトは文字ベースらしい。日英のように色分けされたマップは見当たらない。ストイックでかっこいいね。

ただし、チュニジアについては特別警告ページがあった。

Tunisia Travel Warning

The U.S. Department of State warns U.S. citizens to avoid travel to southeastern Tunisia along the Libyan border as well as the mountainous areas in the country’s west due to the threat of terrorism.

東南部のリビア国境付近と西武山岳地帯はテロの危険があるから行っちゃダメよ、ということらしい。

結局日英と同じじゃん。まあもし政府間で差があったらあったで謎だけどね。

観光客は普通にいるっぽい

TripAdvisorを見てみると、普通に観光に行ってる人がたくさんいる。

www.tripadvisor.jp

流石に日本人で感想投稿してる人は2月以降居ないみたいだけど。まあ、もともと日本人レビュアーは少ないってのもあるかも。

結論

別に行けなくはないけど、行かない方が安全ってのに尽きる気がする。

飛行機も飛んでるし、フェリーも運行してる。美術館も開いてるしホテルもやってる。観光客もいる。でも、テロやら何やらの危険は付きまとう。

しかしよくよく考えてみると、地中海世界で今テロの脅威がない場所なんてあるのか? というところ。

中東は言わずもがな、北アフリカもアウトだし、トルコはクーデター。ギリシャ財政破綻やらでヤバイし、フランスはやられまくってるし、イタリアやらスペインは北アフリカの目と鼻の先。イギリスもドイツも移民まみれ。

うーんこの。早く平和になっちくり~~~

取り敢えずスペイン - イタリアでオープンジョー取っといて、10月になってから現地で行けそうなら行ってみるってのが妥当かなぁ。

ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記

ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記

取り敢えずこれ読んで勉強しとこ。

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