Windows 10 / Lightroom CCでLR/Mogrify 2を使って撮影情報を透かしで挿れる方法
ちょっとハマったので備忘録。
「Lightroom EXIF 透かし」みたいな感じで検索すると、LR/Mogrify 2を使えって言う記事が上の方に出てくると思う。
LR/Mogrify 2っていうのはLightroomのプラグインで、TOP画像の様にJPEG書き出し時にEXIFの情報とかを透かしで入れたり枠線を入れたりすることができる。
プラグインの導入自体は記事の通りに進めれば問題ないんだけど、実際の書き出し時にハマった。
LR/Mogrify 2を動かすためには、次の3つのプログラムが必要になる。
- LR/Mogrify 2
- ImageMagick / Mogrify
- VC++ パッケージ
LR/Mogrify 2を動かすためにMogrifyが必要で、Mogrifyを動かすためにVC++が必要になる。
というわけで、後ろからインストールしていく。
まず、MSのサイトからVC++を入れる。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2977003/the-latest-supported-visual-c-downloads
とりあえず最新版入れとけば問題ないと思う。「Visual Studio 2017 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」で問題なく動いた。インストールしたら再起動する。
次に必要なのはImageMagick。これは画像編集用のライブラリ群みたいなもんで、ImageMagickの中に含まれているMogrifyってのをLR/Mogrify 2が参照するため、必要になる。
上からインストールする。幾つかバージョンがあるけど、今回は最新の「ImageMagick-7.0.7-9-Q16-x64-dll.exe」を選択。staticを選ぶとMogrifyが入ってないので、dllの方を選ぶように。
ImageMagickを入れる際には注意が必要。インストーラの画面で「Install legacy utilities (e.g. convert)」に必ずチェックを入れること。これをやらないとMogrify.exeがインストールされない。ここでちょっとハマってしまった。
インストールが完了したら、LR/Mogrify 2の設定を行う。Lightroomの書き出し画面に後処理のアクション、LR/Mogrify 2ってのがあるはずなので、この中のText Annotationsを挿入。右側にLR/Mogrify 2の設定画面が現れるので、Mogrify ConfigurationのPath of Mogfiry applicationにImageMagickのインストール先に存在するmogrify.exeの絶対パスを設定する。例えばC:\ImageMagickにインストールした場合、C:\ImageMagick\mogrify.exeみたいな感じになる。
あとはMogrify Text Annotationsの欄で透かしの設定をして、書き出しを行う。これで問題なく透かしが入ってくれるはずである。